バルダーズ・ゲート3の自由度は異常!クリアした僕が感じた驚きと楽しさ

ゲーム

今回は、2023年12月21日に発売されたPCとPS5のゲーム、

『バルダーズ・ゲート3』の約100時間クリアレビューをお届けします。

先に結論をいうと、

選択や行動の自由度が高すぎて僕はかなりハマっちゃいました!

シュージ
シュージ

こんにちはシュージと申します。
このブログでは趣味のゲームで良かった・面白かった点などをレビューして多くの方に遊んで貰いたいというゲームブロガーの思いを綴っています。

バルダーズゲート3とは?

バルダーズゲート3とは、ダンジョンズ&ドラゴンズというテーブルトークRPGをベースにした、
見下ろし型のターン制RPGです。

自分の好きなキャラクターを作成し、仲間と共に冒険の旅に出ます。

ストーリーは、イリシッドというイカのような怪物に脳に幼生を植え付けられた主人公が、
その摘出の手段を探すというものです。

途中で、さまざまな選択肢や判定によって展開が変わり、自分だけの物語が生まれます。

このゲームは、世界的に高い評価を得ている名作シリーズの最新作であり、
圧倒的なボリュームと自由度、そして美しいグラフィックが魅力です。

プレイ時間

クリアまでゲーム内時間は70時間程度ですが、

これセーブ&ロードでやり直した部分とか計算されていないと思うので、
実プレイ時間は約100時間だと思います。

でもまだまだやりたいと思える内容でした。

自分好みのキャラを世界観に落とし込める

自分はイケメンヒューマンになりきり(ロールプレイ)して、自分好みに作ったり、
美少女ハーフエルフになってみたいです。

ちなみに美人やイケメンはヒューマンやエルフ系統が出やすいですので、
その辺りで好みを探していくのも手です。

スキルが種族ごとで特徴があるので能力で自分の戦闘スタイルに合わせて選ぶのも良しです。

ただし、選んだクラスで増やせるステータスの基礎があって、そこから微調整が出来るだけなのでそこは気を付けたいですね。種族との相性も重要になってくると思います。

用意してあるキャラでもOK

オリジンキャラという固有ストーリーがある特別なキャラ(固定キャラ)が存在します。

カスタマイズに困ったときはそのキャラで始めることもできます。

そのキャラたちは特別なストーリーもあるため、それはそれで面白いかもしれません。

しかも使いやすいスキル構成だったと思うので悩んだらこれですね。

ちなみにそのキャラたちはカスタムキャラで始めても途中で仲間にすることが出来るので安心してください。なのでオリジンキャラで好みのキャラがいてもちゃんと仲間になります。

ただし条件付きのキャラもいるため注意が必要です。
(例:一番最初のシャドウハートは助け出せなければ仲間に出来ないです。)

オフラインマルチも出来る

なんとバルダーズゲート3は、ソフトを持って友人宅に行けば一緒に遊べるんですよ!

一応、アカウントは適当でもいいので2P用は作らないといけないんですけど、これ友人同士でやると割とワイワイやりながらプレイ出来て良いです。

「上の部分は俺が探索するからその辺の話聞いてて!」

みたいな役割分担が出来ていいし、

片方がストーリー見てる間に装備品の見直しとか売却するか。

そういうのもRPGで同時プレイの相性の良さを実感できました。

お互いに色々なビルドを試して強くなった実感を直に味わえるのもいいですね。

なので家に持って行ってプレイできるオフラインマルチはかなり良かったです。

そこからハマったなら友人も買えばオンラインのマルチでもできるようになるし、
その選択肢を友人に与えられるという部分でもやっぱりすごく有難いですよ。

選択肢での物語の進行がかなり変わる

選択肢による物語の方向性がかなり変わってびっくりします。

軽いものからいうと、平和的に解決すると戦闘に入らずに経験値がもらえたり。
(そもそも全滅させてしまうとサブクエスト発生せずにレベルが上げづらい)

先ほど言った、仲間になる条件だったり、
仲間とのイベントで選択肢によって敵対したりもします。

エンディング付近でも割と重要な選択肢を迫られて、
全然違う展開になって結末が変わるものもありました。

本当に何というか、自分だけの物語を築き上げている感覚になります。

自分が選んだ選択肢で物語が大きく変化するので慎重に選びたくなるし、見たい選択肢が出たらちょっとふざけたくなったり葛藤が尽きません。

自由度が異常

先ほどの選択肢でストーリーの変化も自由性が高い要因の一つではありますが、

そもそもストーリー中なのに話してる敵をストーリーを見てないプレイヤーが殴れたりと自由すぎるんですよね。

戦闘も油をまいて火をつけて逃げ回って勝利したり。

ドアを閉じて一人ずつ戦闘に持ち込んで戦ったりと戦闘内だけでも自由度が凄いです。

そして育成もビルドの自由性も幅が広いです、例えば

  • どのスキルを取るか?
  • いやサブクラスやマルチクラスを取るか?
  • 装備品での組み合わせでシナジーを良くするか?

それらをプレイヤーが自由に選べるのが最高に楽しいです。

ちなみにスキルなどは物語を少し進めたらお金でリセットさせてくれます。

後はマップもどこから進めていくかは選べるので、
いきなりちょっと強いマップに出たりすることもあります。

そして場所によってレアリティが高い強い武器が落ちてることもあるので、
テンションが爆上がりです。

本当に自由性が異常なんですよね。
こんなの遊びきれないですよ。

テーブルトーク部分も拘りが凄い

テーブルトークRPGとは何ぞや?そう思っていたんですが

やり始めたら理解できました。

いや拘りが強すぎる。

勿論ナレーションの語り部分とかの細かい部分はあるのですが、
選択肢の度に20面ダイスを回して判定次第で結果が変わるとかまんまTRPGなんですよ!

しかも戦闘中も見えないですけどダイスを裏で回してますね。

クリティカルとかクリティカルミス出るので1か20が出てるんだろうなーってわかります。

そもそも武器に「1d6+4」とかのダメージ計算書いてるのでわかります。
※この表記の意味は6面ダイスを1個投げてその数値に4を足した数がダメージになります。

そのプレイ毎に体験が変わるのも大分TRPGを意識した作りになっていると思いました。

レベルアップでの成長が顕著

バルダーズゲート3はレベルアップでの成長が目に見えて楽しいです。

例えでいうと、
二刀流スキルを取ると武器を左手にも装備することが出来て火力が上がって楽しいです。

一気に10個ぐらい呪文覚えたり、呪文が打てる回数が打てたり、立ち回りが大きく変わる要素が多いです。なので早く次のレベル上げたいなーってワクワクします。

レアアイテムでキチンと強くなれるのもテンション上がる

レジェンドの槍が出て、攻撃の射程が長くて攻撃範囲が広くて威力が高い!とかあるし、
ちゃんとレアな装備が性能が良いので装備が出たときにシンプルにテンションがあがります。

宝箱に良いのが入るのは探索の意義があるのが良いし、
やっぱ開けたときのワクワク感があるのは凄くゲーム設計が上手いと思わされました。

他の企業さんもちゃんと宝箱に良いもの入れてって思えるぐらいRPGの原点ともいえる懐かしさがありましたね。

バルダーズゲート3の中毒性は?

なんやかんや、こんなに遊びつくしたし、大体こんだけボリュームがあるゲームはクリアしたら満足して大体1周で辞めちゃうことが多いのですが

ストーリーの選択肢で逆の方を選んだらどうなってたんだろうか?
例えば捕らえられてるレイゼルを即座に救出してしまうと捕らえた人かレイゼルとどちらかとバトルになってしまうのですが、
一旦折から出さずに落ち着かせた後に誰もいなくなってから檻から出してあげると誰ともバトルにならずに仲間になってくれます。

別のビルドもめっちゃ試したい~~~~

ってなって又やりたくなる中毒性があります。
というかぶっちゃけると、もう2週目始めちゃいました。

1周目は脳筋ビルドだったんですけど、今度はパラディンでタンクしたくなりました。

それで1周目とは別の友人と進めてますが違う展開が見れて2週目でも面白いです。

ちょっと別のゲームを例えに出すのはどうかと思うのですが、
「ディアブロ3」というハクスラゲームがあるんですが、シーズンが終わると次シーズンでバフ効果やクラスの調整があって全然違うゲーム性になってプレイ体験が変わって何回も遊べたんですけど、
それと感覚が近いですね。

気になる点

そんなにドハマりしたゲームですが、気になる点も多いです。

ただ、その大半が最近のゲームが優しすぎたが故に発生するものなので我慢できる範囲なんですが、
その部分も快適だったらさらに良かったと感じます。

でもそれを抜いても良い部分が上回るぐらい良い出来でした。

ダッシュがない

これは結構長いことフィールドを探索するので
段々気になる部分になります。

ただ、ファストラあるし、
探索する時は止まって探し物することが多いので許容範囲ではあります。

でも折角「早足」とかあるので、戦闘外で使ったら速度アップとかあってもよかった気がします。

敵のターンだけでも倍速欲しくなる

多い時は敵が10体近く出る時があって、

敵のターンが長く感じてしまったので、
敵のターンだけでも倍速あったら良かったなーって思います。

でも戦略を持って挑んで欲しいからそのターン中も敵の情報を見たりする、
そういう思考タイムに使って欲しくて敢えて付けなかったのかもしれません。

それぐらい今回のゲームは細部に拘りが凄いので十分あり得ます。

慣れてきた二周目専用とかもありかもですが、
どうなんでしょうね

ロードが結構時間かかる

セーブ&ロードすると、様々な情報を読み込んでいるのか、
10秒ぐらい待たされることも割とありました。

まぁ、セブロなんて生ぬるいことするなと言われたらそこまでなので、
毎回のプレイを大事にしていくのが正解かもしれませんね。

PS5でたまにフリーズがあった

こちらは友人宅と、自宅で複数回見かけて

場合によっては再発して抜け出すのに四苦八苦しました。

色々状況を変えたり(パーティー構成を変えたり)してなんとかフリーズから抜けれたりしました。

恐らくですが、オフラインマルチ関係が悪さしてるかもです。

なのでフリーズにあったら、1Pでログインしてカスタムキャラを一回野営地に返すなどを試してみてください。

まとめ

自由度の異常さ、テーブルトークへの強い拘り、成長性の楽しさ。

まだまだ書き足りないぐらいです!是非この体験はみなさんにもプレイして欲しいし、
選択の連続によって変わる物語。歯応えやキャラのロールで知識が力に変わっていくのも味わって貰いたいです。

僕にとってはそれら全てが合っていて楽しかった。でもこの自由度の高さと臨機応変に変化していく場面が合わない方が多いかもしれないけど試して貰えたらうれしいなーって思います。

では皆さんもがっつりTRPG沼にハマっちゃいましょう!

ではではまたです!

シュージ
シュージ

こんにちはシュージと申します。
このブログでは趣味のゲームで良かった・面白かった点などをレビューして多くの方に遊んで貰いたいというゲームブロガーの思いを綴っています。

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