【FF16クリアレビュー】壮大な物語と、召喚獣の力を使った多彩なアクションバトル。しかし、キャラクターの成長や武器の変化性に不満も残る。

ゲーム

こんにちは、シュージです。

今回は、待望の『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)のクリアレビューをお届けします。

僕は、発売日からずっとプレイしていて、ついにエンディングを見ることができました。このゲームは、人と人とが平等に生きていくのにどうすればいいのか?そんな壮大なテーマを物語として人間模様を見ることが出来、先の展開がずっと気になる内容でした。

そして召喚獣の力を使った多彩なアクションバトルも魅力的なゲームです。

しかし、キャラクターの成長や武器の変化性に不満も残るゲームでもあります。

この記事では、僕の感想や評価をお伝えします。興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

ゲームのジャンル・概要

FF16はファイナルファンタジーシリーズの最新作で、アクションRPGとして展開されています。

プレイヤーはドミナントと呼ばれる召喚獣の力を宿した特殊な存在として、主人公クライヴ・ロスフィールドと共に戦乱に巻き込まれた世界を冒険します。

ダークファンタジー風の世界観やスタイリッシュなアクション性が高いゲームプレイが特徴です。

ストーリー

ストーリーは、クライヴが幼い頃から成人に至るまでの約20年間を描いています。

クライヴは、ロザリア公国の王子でありながら、召喚獣フェニックスの力を持っていませんでした。

彼は、剣術の名手として成長し、弟であるフェニックスのドミナントであるジョシュアを護るナイトとなります。しかし、彼の人生は、”黒きイフリート”という謎の存在によって引き起こされた悲劇によって一変します。”黒きイフリート”への復讐を誓い、その正体は果たして・・・

クライヴの幼馴染であるジルは召喚獣シヴァのドミナントであり、敵味方に分かれてしまいます。二人の運命はどうなるのかも注目ですね。

システム

ゲームはアクション性が高く、召喚獣の力を使った攻撃や回避が爽快です。

召喚獣の力は、フェニックスの炎、イフリートの火、タイタンの岩、シヴァの氷など様々なものがあり、敵に応じて使い分けることができます。敵に近づいたり、引っ張ったり出来ます。

使い方次第でスタイリッシュなアクションを楽しむことが出来ます。

召喚獣は強力な攻撃があるので、テイクダウン後の選択肢にも最適です。

このゲームには属性や弱点の概念はなく、どの召喚獣の力も有効です。スキルを打つとクールタイム(再使用時間)が発生するため、それぞれの召喚獣のスキルを管理するのも楽しみの一つです。

グラフィック・音楽

グラフィックも美しく、世界観やキャラクターの表情がリアルに表現されています。特に召喚獣や敵対国家との戦闘シーンは迫力があります。

召喚獣は巨大で美しく、敵対国家は様々な兵器や魔法を使ってくるので、目が離せません。

音楽も素晴らしく、戦闘やイベントのシーンに合わせて変化するBGMが臨場感を高めています。

特に召喚獣を呼び出した時のBGMは圧巻です。召喚獣ごとに異なるテーマ曲が流れ、その召喚獣の個性や雰囲気を表現しています。

長所と短所

FF16の良い所もありますが、
気にある点がどうしても目立つ作品になってしまうなと感じました。

長所

・ストーリーやキャラクターの魅力的。感情移入できる主人公や仲間たちと一緒に冒険することで、ゲームに没入できます。

・ワールドマップ性なので移動を短縮している。

・戦闘も召喚獣が増えてくるとコンボをどう繋ぐか考えれ、
見た目やダメージを優先するかを工夫する楽しみがある。

・アビリティのレベルを上げると快適性が上がる。

・召喚獣バトルが迫力ある。

短所

・クラッシュするバグも報告されています(著者は一度もなかったです)。

・キャラ設定がたまにぶれることがあるのが気になりました。

・召喚獣バトルが少し冗長。

・成長による変化性が少ない。

・鍛冶屋での武器作成が攻撃力の高さだけで選択肢が狭い。

改善点や期待すること

欲しかった機能としては、

ミニゲームとかが欲しかったですね、召喚獣バトルが実質ミニゲームみたいなものかもしれませんが。

戦闘面で言うと、エフェクトが激しくて敵の攻撃絶対見えないって場面も多々ありました。

そして敗北時のデメリットが少ないので、ここで負けちゃいけない!って緊張感が出ませんでした。なのでもう少しペナルティ多めでも良かった気がします。ストーリー優先の難易度あるし、切り分けていい気がしますね。

成長要素の拡充ですね。取れるアビリティがもう少し多くても良かった気がします。
おぉ、このスキル取ったら次こっちも取れるんだ!みたいな要素が欲しかったです。

召喚獣バトルの長さですが、現在の半分くらいでも見応えの残しつつ冗長になるのを抑えれたんじゃないでしょうか。

改善点

・ミニゲームの充実。

・エフェクトのオンオフ。

・敗北時のペナルティをもう少し増やす。

・成長要素を増やして、アビリティでの拡張性を上げる。

・召喚獣バトルの長さを半分くらいにする。

期待することは、DLCやアップデートでストーリーやキャラクターの補完や追加が行われることです。ストーリーやキャラクターはまだまだ知りたいことや深掘りしたいことが多くありました。

一部のマップが広くて移動に時間がかかるのでダッシュにもう一段階たかい速度が欲しかったですね。
(チョコボももう少し早かったらなおよい)

鍛冶屋での武器が攻撃力が高いのを求めるだけになったのが少し残念でしたので、
武器に特性や属性を付けてプレイヤーに選択を増やしてもらいたいですね。

あと、頑張ってアーケードモードをSランクでクリアしたんですけど、ご褒美が何もなくて再び挑むモチベにならなかったので何か報酬が欲しかったですね。

もちろん、報酬の質を上げすぎると2回やるのが必須になってテンポ悪くなるのでそこのバランスを整えた方がいいとは思います。

セットできるアビリティの数も少し増やして忙しいぐらいに指に負担かかるぐらいでも良かったかもです。二つだとちょっと寂しさがあります。切り替えればその分増えるのは分かるんですけど、やっぱり欲しくなります。

期待すること

・DLCやアップデートでストーリーやキャラクターの補完や追加。

・ダッシュにもう一つ上が欲しい。

・鍛冶屋での武器に特性や属性あると選択が広がる。

・アーケードモードで何かしらの報酬があった方がモチベが向上する。

・セット出来るアビリティを増やす。

総合評価

FF16はシリーズファンにも新規プレイヤーにもおすすめできる良作だと思います。

感動的なストーリーや魅力的なキャラクターに引き込まれ、アクションやグラフィックも良かった。僕としてはこのゲームはもう少し拡張性が欲しいと感じましたが十分満足できました。

ただ、序盤や中盤まではやること増えて楽しかったんですが、
後半は召喚獣が増えるが動きとしての変化性が少なかった。そこがちょっと足をひっぱりました。

良くも悪くも分かりやすくするためにシンプルに落とし込んだ形にしていて、
初心者にも取っつきやすくしていて仕方ない部分もあるのかもしれませんね。

改善点があるものの、その魅力や途中までとはいえ楽しさは大きく、
取っつきやすくシンプルでゲームを楽しむ価値が十分にあるんじゃないでしょうか。

個人的にですが、この作品はオートリングは使わない方が楽しめると思います。

おまけ:高難易度アクションならFFオリジン

FFの呪文も自在に使えて、かつ高難易度のアクションを求めるならFFオリジンがオススメできます。

ストーリーも割と統一性があり、安定感があり、難易度が高く歯応えあり、

しかもDLCを買うとボリュームもかなり増えるのでかなり奥が深いですね。

ジャンルは人を選びますがハクスラなのでハマった時の爽快感はハンパないです。

個人的GOTYなので是非触ってみてください!

まとめ

FF16は、アクションRPGとしての魅力が詰まったファイナルファンタジーシリーズの最新作です。

ダークだけど奥深いストーリーや魅力的なキャラクター、爽快なアクションシステムが特徴であり、グラフィックや懐かしいBGM・音楽も素晴らしいです。

召喚獣バトルも迫力があって良かったです。

一部の改善点や期待する要素がありますが、その魅力や楽しさはゲームをプレイする価値があると感じました。

シリーズファンにも新規プレイヤーにもおすすめの作品です。

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